今日の出来事 2021.11.26

日常のコト。

NIVEA for MENのハンドクリームの香りが大好きなウメガメです。ネットではおじさん臭い匂いと書かれているコメントを見かけたのですが、ワタクシ、オジサンですので、この香りへの親和性がとっても高いのです。オジサンにはオジサンだけが好む香りがあってもいいのです…と涙ながらに訴えたいです。

さて、今日はたくさんの雨が降る1日でした。

昨日から降り出した雨は、一向に止む気配がなく、強弱やアクセント付けながら1日中降り注いでいた。窓に張り付いた水滴が流れ落ちていく様子を眺め、小刻みに地面を叩く雨音に耳を澄ませた。そこには、複雑なくせに退屈なリズム。細かい水しぶきは道路を煙らせ、わずかに視界を曇らせていく。

秋から冬への季節の変わり目。

時折強く風が吹き、遠くの方で雷が鳴り、生き物の姿はどこにも見当たらなかった。薄いグレーがかった空と街並みだけが存在していて、どこか無機質で冷たい印象が支配的だった。

車から降り、傘を広げ、雨音に消えていく街の喧騒がどこか心地よくて、歩くスピードを緩めた。どこでもないどこかに足を向け、目的もなく、ただ歩くということだけに集中できそうな気がして大きく息を吸い込む。雨の匂いを嗅ぎながら、足元の水たまりに落ちた水滴が、細かく波紋を作っては消えていく様子をぼんやりと眺め、傘から滴る雨を指先で弾いた。言葉にできなかった想いが、その指先で弾けては消えていくかのようで、どこか優しくてなぜか切なかった。

自分の気持ちに整理をつけるための時間がなかなか取れずに、その時々で感じたことは時間の経過とともに小さくなりやがて忘れていくのに、時折ふと思い出したかのように、首を持ち上げ、その存在を主張する。すくい上げ、手に取り、その1粒1粒の感情を真空保存できたらと思う。いつでも鮮度を失わずに蘇らせることができたいいのにと…。良くも悪くも忘れてしまうから。

年末に向けて焦燥感に駆られてしまうから、少しだけゆっくりとしたテンポで、文字を綴りたかっただけ。

ゴールも着地点もなく、ただ書いていたいだけ。

そんな感じの日記なのです。

では、また。

 

ゼブラ デスクペン フロス 0.7 グラスブラック BA65-GBK

 
スルスルと滑らかな書き心地が癖になります。
 




 
最近肩がこるのです。
 

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