スミレの特徴と見分け方。

植物

去年愛用していたパーカーが、とてつもない異臭を放っていることに気づいたウメガメです。しっかり洗濯をしておいたのに、ひどい匂いです。ワタクシが一体何をしたというのでしょうか。フローラルな香りに包まれていたいのにひどい仕打ちです。

さて、今日はかわいらしいお花の紹介です。

スミレの仲間ですが、ちょっと変わった姿をしています。

写真は、こちら。

↓じゃん♪

ナガハシスミレです。花の後ろに細長い棒状の物がついているのが特徴です。

スミレの花の見分け方を、ご存じですか?

スミレは花ビラが5枚で、巨という蜜をためておく部分が、花の裏側についています。

ちなみに、名前の由来は、この巨の部分がスミを入れておく袋のような形(スミイレ)をしているところから、名づけられました。

ナガハシスミレはこの巨の部分をお極端に長いのが特徴です。

これは、クマバチが行う、盗蜜行動への対策だと考えられています。

スミレは、花の奥に蜜を用意します。その蜜を求めて虫たちが花の中央から侵入します。その際に花粉がべっとり虫たちにくっつく仕組みとなっています。

ところがどっこい、クマバチは花の裏からこの蜜をかじり取ってしまうのです。ケシカランですな!そこで、ナガハシスミレは、巨の部分を長くして、蜜がどこにあるかわからないようにしているのです。賢いですよね。

そこまでして、守りたいのですから、相当美味しい蜜が入っているのだと思います。お味が気になるなあ。

 

おっと、テレビの時間だ。

では、また。



 

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