フリースのもこもこ感に包まれていると、すぐに眠気に襲われるウメガメです。最近は、安くて機能性の高いフリースがたくさんあって、寒い冬でも快適に過ごせます。ただ、暖かすぎて、眠いのです。悩ましいですね。
そんな、フリースにも負けないくらいモコモコした感じの鳥さん情報です。
今日は、コガモの紹介です。
小さいカモということでコガモです。コガモと言いながら、大きさは38cmとのことなので、それなりに大きいです。
さすがに、海を越えて日本にやってくるだけのことはあります。
お写真はこちら。
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なんというか、不思議な顔の模様です。
ちょっとイチャイチャ感がありますが、両方ともオスです。男の友情を深めあっているのでしょう。
羽毛が、青と緑の個体がいるように見えるのですが、実は同じ色です。構造色という光の反射具合によって、羽毛の色が変わって見えるのです。不思議ですよね。色素ではなく、光の反射や屈折具合によって、色がここまで変化するというのは驚きです。実は、野鳥の羽の多くは、このような構造色を持っています。
ちなみに、こちらもオスです。
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白っぽい羽毛に包まれて、少しだけ緑色の部分が出ているように見えます。これは、構造色による色の変化でなく、天敵に襲われないための工夫によるものです。コガモのオスは目立たないよう、地味な羽毛をまとって日本にやってきます。なので、渡りを終えたばかりの頃によく見られるのです。つまり、かなり短期間でしか見ることのできない羽毛色です。そして、またあの派手な羽毛に生え変わり、メスへのアピールを行うのです。
こういった渡りの時だけに使われる羽の事をエクリプスと呼ばれています。なんだかかっこいいネーミングですね。
ちなみに、メスはこんな感じ。
↓こちらは、普段から地味です。
子育てに特化しているのでしょう。目立たぬよう、環境に溶け込みやすい羽の色をしています。
このように、オスメスでもだいぶ羽の色が違うのに、エクリプスなんていうマニアックな羽の色や模様もあるなんて思うと、複雑に感じますよね。
ただ、どれも厳しい自然環境を生き抜くための工夫や知恵だったりするので、逆に奥深さを感じたりもします。
ぜひ、そんな温かい目で見守ってほしいものです。
やっぱり眠い。。
ではまた。
今日の1冊。
自然遊びのヒントが盛りだくさんの本です。
野あそびいっぱい 植物編 (現代版野あそびガイド)
鳥の意外な行動の秘密がわかります。
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